ベルギーのクラブ・ブルージュに所属するMF本間至恩が、セカンドチームのクラブNXTの試合で見事なテクニカルゴールを決めたが、それ以上に“直後のアクシデント”が話題となっている。
本間は2000年8月9日生まれの23歳。アルビレックス新潟から2022年7月にクラブ・ブルージュへ移籍すると、ベルギー2部に所属するクラブNXTでプレーして23試合4ゴールをマーク。トップチームデビューも果たし、プレーオフではゴールを決めた。
迎えた欧州2シーズン目の今季もクラブNXTでプレーを続けると、現地時間1月21日に行われたベルギー2部リーグ第18節のSKベフェレン戦で見事にゴール。ペナルティエリア内の左サイドでボールを持つと、鋭いシザースフェイントでのドリブル突破からゴールエリア内まで切り込み、前に出てきた相手GKを嘲笑うかのように右足でスピンをかけた絶妙のループシュートでゴールに流し込んだ。
このゴール自体は“見事なもの”だったが、それ以上に注目されたのが“ゴールした後”だった。走りながらシュートの行方を見ていた本間は、ゴールを確認した直後に顔を正面に向けたが、そこでゴールネットを固定するため設置されていた鉄のポールに激突。額を強打して転倒したのだ。
幸い、大事には至らなかったが、本間の額には大きなたんこぶができており、試合後は女性スタッフから氷嚢を手渡されてアイシング。ジャスチャーを交えながら苦笑いを浮かべている。