アルビレックス新潟などで活躍した木暮郁哉さんが、自身のSNSで胸熱の写真を投稿した。16年の時を超えてつながり続ける絆に、ファンの間にも感動が広がっている。
木暮さんは2008年、新潟でプロキャリアを歩み始めた。ルーキーイヤーから出場機会をつかみ、5シーズンにわたって新潟のためにプレーした。
新潟退団後は、水戸ホーリーホック、当時JFLだったアスルクラロ沼津でプレー。2015年にはアルビレックス新潟シンガポールへと移籍し、カンボジアでもサッカーを続け、昨年12月25日に現役引退を発表していた。
多くのクラブでプレーしたが、やはりスタート地点である新潟は特別であるようだ。1月21日に自身のSNSに投稿した写真が、その証拠だ。
「2008年アルビレックス新潟高卒同期入団。先日自分の引退のお疲れ様会ということで大輔が皆んなを集めてくれました」。そうコメントを添えて投稿されたのは、構図の同じ2枚の写真。ひとつの写真は、コメントにあるとおりに元サッカー日本代表のDF鈴木大輔ら2008年の同期6人で、もうひとつは16年が過ぎた現在、顔の向きまで再現したものだという。
6人のうち、現在も新潟でプレーするのは舞行龍ジェームズだけだが、絆に変わりはないようだ。その舞行龍だけは不在だったそうだが、合成で写真に収めているあたりが、かえって結びつきの強さを感じさせる。