1月19日、J3のヴァンラーレ八戸に所属するナイジェリア国籍のFWオリオラ・サンデーが八戸市の櫛引八幡宮を訪れ、鎧兜の着付けを体験。その勇ましい“アフリカン侍”の堂々たる甲冑姿が話題となっている。
抜群の身体能力を持ち、パワーとスピードを活かした突破力が魅力のオリオラ・サンデーは、2003年4月18日生まれの現在20歳。京都・福知山成美高校の留学生として来日し、2022年にJ2・徳島ヴォルティス入り。昨年8月から八戸にレンタル移籍で加入すると、J3リーグに14試合に出場して3得点をマークした。その活躍もあって昨年末に2025年1月31日まで期限付き移籍延長が発表された。
雪国・青森での生活も楽しむサンデーは、ふだんは英語と関西弁を操り、チームメイト、サポーターからも愛される存在となった。そして加入2年目のシーズンを前に、この日は鎌倉時代以来の由緒を持つ地元の神社へ。そこでサンデーは、白髭のような白い毛が付いた兜を被り、赤色の草摺(スカート状の部分)の鎧に身を包んで上機嫌。刀を抜いているポーズも含めて数パターンの撮影に応えて、笑顔を見せている。