■遠藤コーチの就任で「強さ」を取り戻せるか

 G大阪は昨季、スペイン人のダニエル・ポヤトス監督を招聘して“攻撃的なパスサッカー”の理想を追い求めたが、シーズン序盤に低迷すると、中盤戦で8戦負けなし(7勝1分け)で巻き返したが、その後に再び低迷し、最後は7連敗を喫し、最終的に16位(9勝7分け17敗)でシーズンを終えた。

 例え試合に出場できなくとも、練習場に経験豊富な“ヤット”がいるといないとでは、チーム全体の雰囲気も異なる。G大阪の「強さ」を知る遠藤コーチの古巣帰還の姿に、多くのG大阪サポーターが“西の雄”復活への期待感を高まらせた。

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