1月25日、浦和レッズはベガルタ仙台とトレーニングマッチを行った。45分×3本を行って6-0と勝利したが、新戦力が早くも得点を決めた。
序盤、両チームともに得点を許さない展開が続く中で、その均衡を破ったのは頼れるストライカーだった。1本目の32分、浦和は中盤でボールを奪うと、パスをつないで左に展開する。それを受けたのは欧州から帰ってきた松尾佑介で、ハーフウェーラインで受けるや一気にトップスピードに。相手DFが懸命に追いすがろうとするものの、そのままサイドを突き破る。
そして、左足で中にグラウンダーのクロスを入れると、そこで合わせたのはFWチアゴ・サンタナだ。2022年にはJ1得点王に輝いた経歴も持つFWが左足でしっかりと合わせてゴールネットを揺らしたのだ。
チアゴ・サンタナの清水エスパルスからの浦和加入が発表されたのは1月13日で、その後チームに合流し、これが初めての対外試合の出場だった。“デビュー戦”でゴールを決めて、その得点力を改めて見せつけた。