川崎MF脇坂泰斗が19日TMへ意気込み……「ボールタッチの感覚を常に研ぎ澄ませてやりたい」からこその高い意識を持ったオフの過ごし方も明かすの画像
18日の練習に取り組む川崎フロンターレの脇坂泰斗(右側) 撮影:中地拓也

 1月18日、川崎フロンターレが沖縄キャンプ3日目の練習を行った。その中で、すでにピッチ上での“らしさ”を見せているのが脇坂泰斗だ。

 2023年シーズンは3年連続のベストイレブンにも選出され、名実ともに中心的存在となっている背番号14。チームはここまでフィジカル要素の多いトレーニングをこなしているが、その中でもすでにボールを使ったメニューを多く採り入れており、脇坂は屈指のボールタッチですでに違いを見せている。

「ボールタッチの感覚を常に研ぎ澄ませてやりたい」と思うからこそ、オフ期間にも弟とサッカーする時間を作るなど、鈍ることが少ないように高い意識を持ち続けた。「厳しめのトレーニングをシーズン明けてからやっている」とも話すように、新シーズンに向けてモチベーションは高い。

 新加入のブラジル人MFゼ・ヒカルドが18日の練習後に、川崎に合流しての1週間で最も印象的だった選手に脇坂の名前を挙げたのも、その証明だ。

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