現地時間1月6日、イングランドのFA杯3回戦が行われ、コヴェントリーガ6−2でオックスフォードに完勝。スタメン出場した坂元達裕の“キレキレ”のプレーぶりに注目が集まった。
今季の2部リーグ戦26試合を終えて勝点37(9勝10分け7敗)の8位に付けるコヴェントリー。12月8日の第20節以降、7戦負けなし(4勝3分け)と調子を上げる中、カップ戦では3部のチーム相手に計6得点を奪って勝利を飾った。そして、直近7試合で5得点2アシストと個人としても調子を上げていた坂元は、いつもの右サイドMFとしてスタメン出場し、得点こそなかったが随所で好プレーを披露した。
まずは前半20分、右サイドでボールを受けると時間を作ってからボックス内に絶妙のパスを送る。さらに同31分には“伝家の宝刀”切り返しフェイントで相手DFを翻弄してコーナーキックを奪取。前半アディショナルタイムには前線へのロングパスでカウンターの起点になって最終的にゴール前でのFKを誘発した。後半に入っても相手の意表を突くヒールパスに、自陣からの長距離ドリブルなど、後半21分に交代するまでキレのある動きでスタンドを沸かせ続けた。