【浅野拓磨を取材して感じた「屈強なメンタル」。大舞台で結果を残し続けるワケ(1)】合点がいった、取材時の言葉…実はなかった具体的な根拠と究極の自己暗示の画像
サッカー日本代表の浅野拓磨 撮影:中地拓也
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 舞台が大きくなるほど、決まってゴールという結果を残す。浅野拓磨に宿る摩訶不思議な力を紐解く上で、合点のいく答えが見つかったのは6月だった。

 舞台はエルサルバドル、ペルー代表に快勝した森保ジャパンの活動期間。日々の練習後に行われる取材対応で、浅野の前には多くのメディアが集まっていた。

 帰国前に臨んだ難敵レバークーゼンとのブンデスリーガ最終節。負ければ2部チームとの入れ替え戦に回る大ピンチで、浅野はボーフムの先制点をアシスト。さらにダメ押しゴールも決めて、低迷が続いたチームを1部残留に導いていたからだ。

 ただ、浅野が最終節で決めたゴールは、昨シーズンの3ゴール目だった。ストライカーとしては、あまりに少ない数字と言わざるをえない。それでも浅野は不敵な自信を漂わせながら、ボーフムでの2シーズン目を振り返っている。

「常に“自分はできる”と自信を持ちながらプレーしてきましたし、あとは結果というものがどのタイミングで出るか、だけだと思っていました。たしかにヒーローになるタイミングがちょこちょこあるというか、もしかすると他の人よりも多いかもしれないし、その意味では自分でも“持っている”という感覚はありますね」

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