1月1日、サッカー日本代表はタイ代表と対戦し、5-0で勝利した。この試合での川村拓夢の代表デビュー弾が称賛されている。
アジアカップのメンバー発表を前に行われた元日決戦。14時にキックオフし、18時30分からメンバー発表という中で、このタイ戦は新戦力の“テスト”の意味合いもあった。そのため、伊藤涼太郎、藤井陽也、奥抜侃志の代表出場経験のない3人が先発した。
しかし、前半はスコアレス。ハーフタイムに伊藤と奥抜がベンチに下がる中で、存在感を放ったのが後半33分に川村拓夢だ。川村は昨年6月に初めて代表招集されたものの、体調不良で試合前に離脱。半年ぶりに選ばれた日の丸の舞台で、ついにピッチに立った。
そして4分後、ゴールネットを揺らす。菅原由勢が右サイドから上げたマイナスのボールに、前に走り込んだ川村が頭で合わせる。“らしい飛び出し”でドンピシャのシュートを放ったが、これは相手GKが好セーブ。しかし、その弾いたボールを再び頭で合わせてゴールネットを揺らしたのだ。