現地時間の12月23日、プレミアリーグ第18節が行われた。サッカー日本代表MF遠藤航が所属するリバプールはアーセナルと対戦したが、この試合での遠藤の活躍が大きな話題になっている。
順位表で最高位に立つアーセナルと、勝点1差でその座を追うリバプールの天王山。首位攻防戦としてイングランド中から注目を浴びたこの試合で、遠藤はアンカーの位置で先発出場した。
リバプールでの定位置確保を狙う遠藤は、この試合で好パフォーマンスを見せた。その中でも注目を浴びたのが、1-1で迎えた後半4分過ぎの場面だ。
最終ラインからボールをつなごうとするアーセナルで、パスがノルウェー代表マルティン・ウーデゴールに渡る。リバプールから見て相手陣内中盤やや左の位置でボールを受けたこの背番号8は前を向こうとするが、その動きを潰したのが遠藤だった。素早く体を寄せると、左足でボールを奪取してそのまま前に。
これが味方につながり、さらにエジプト代表FWモハメド・サラーのシュートへと至る。ペナルティエリア内で左足を振り抜いたが、これは相手DFに当たったこともあって、相手GKがキャッチ。得点にはつながらなかったが、遠藤の守備がリバプールのチャンスを導いたのだった。