各大陸のクラブ王者が集結して世界一を争うクラブワールドカップ(W杯)へ参戦するJ1浦和レッズが12月11日、大会が行われるサウジアラビアに到着した。その直後、チームの守護神・西川周作の空港での“やらかしハプニング”が話題となっている。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022で優勝して今大会の出場権を手にした浦和。国内リーグ戦を4位で終え、ACLの2023/24年大会のグループステージ敗退も決まった中、現在のチーム体制で戦う最後の大会に「負けたままじゃ終われない」と気合十分に乗り込んだ。
だが、事件は空港で起きた。現地に到着したばかりの選手たちの様子をクラブスタッフが撮影していると、次々と選手たちが荷物を乗せたカートを押しながら到着ゲートから出て目の前を通り過ぎる中、西川がややふらつきながら登場した。
これまで代表戦なども含めて幾度となく海外遠征を経験して来たはずのベテランだが、長距離フライト直後で気を抜いていたのか、集中力の欠如か、カートの操作を誤ると、ちょうどカメラの目の前で載せていた荷物がグラついた。それに気付いた西川が「あっ!!」と大声を出して荷物を押さえようとするも、伸ばした右手も虚しく、荷物は大きな音を立てながら“大落下”したのだ。
空港スタッフが慌てて駆け寄る中、西川のすぐ後方を歩いていたアレクサンダー・ショルツからは「shuuuuu!」と大きなブーイングが飛び、西川は苦笑い。他のチームメイトからも笑い声が起こった。