その天才ぶりがまたしても話題を呼んだ。
今季限りで現役を引退する小野伸二。そのプレーの圧巻さを伝えるべく、Jリーグは公式YouTubeチャンネルに同選手のプレー集を投稿した。そして、その中から厳選されたいくつかのプレーを公式エックス(旧ツイッター)にて紹介している。
特に注目度が高かったのが、2015年11月23日に行われたJ2リーグ第42節、北海道コンサドーレ札幌vs栃木SCでのアシストだ。
札幌が3-1でリードしていた後半12分、同チーム所属の小野は敵陣ペナルティアーク手前でパスを引き出す。すると、小野にボールが渡るときに相手選手が2人食いつき、左側には大きなスペースができた。これを見逃さなかった天才MFは、左足アウトサイドを使った柔らかいワンタッチで左サイドに流した。そして、絶妙な回転がかかったこのパスに反応した堀米悠斗(現・アルビレックス新潟)がゴールを奪っている。