■必ずしも読めるわけではない日本

「細谷」という名前のFWでも、「ホソヤ」というFWもいれば、「ホソタニ」というFWもいます(ほそたに一郎氏は1970年代の三菱重工のFW)。「菅野」は「スガノ」なのか、「カンノ」なのか分かりません。コンサドーレ札幌のGKは「スゲノ」です。

「興梠」とか「上門」とかは、知らなかったら絶対によめませんよね。

 日本サッカー協会の現会長「田嶋幸三」氏は、「タシマ」なのか「タジマ」なのか?

 本当は「タシマ」なのですが、本人は電話を受けた時に「はい、タジマです」と言うそうです。

 名字だけでも難解至極! まして、下の名前には「騎士」と書いて「ナイト」とか、「月」と書いて「ルナ」といった判じ物のようないわゆるキラキラネームも増えています。

 その点、韓国人の名前は漢字が分かれば読み方は1つしかありません。1つの漢字には、発音はたった1つ。すっきりしています。

(2)へ続く
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