12月1日、フランスリーグの第14節が行われた。サッカー日本代表MF伊東純也の所属するスタッド・ランスは、ホームでRCストラスブールと対戦。2-1で勝利したこの試合で伊東は圧巻の活躍を見せた。
伊東は3トップの右で先発出場。前半10分にチームが1点を先制すると、伊東もエンジンがかかる。14分に右サイドからの鋭いクロスを味方に供給。チャンスを演出した。前半終了間際にはペナルティエリア内から低い弾道のシュートを放ちゴールを襲うなど、自らも得点を狙った。
多くの好プレーを見せた伊東だが、後半の12分に見せたドリブルは別格だった。
サイドでボールを持った伊東は、相手DFにプレッシャーをかけられるが、そんな内側を塞ぐ相手に対して直線勝負に出た。しかしこれはフェイント。縦への突破のフリを見せて相手DFに足を出させると、伊東はかかとでボールを内側に出した。空いたコースをそのままスピードで突き進み、最後はエリア内のスペースへパス。会場を沸かせる見せ場を作った。
伊東はその後もカウンターの場面で速さを活かしたドリブルからシュートを放つなど、相手の脅威になり続けた。