J1福岡・長谷部監督が話す、指導者として“3つの輝くとき”。「賞獲得」と「チームの優勝」を挙げたうえで、「一番大事なのは…」と語った選手への愛の画像
アビスパ福岡の長谷部監督 撮影:中地拓也

 12月5日、横浜市内で「2023Jリーグアウォーズ」の式典が行われた。今季の優秀監督賞に選ばれたのは、アビスパ福岡ルヴァンカップ優勝に導いた長谷部茂利監督だった。

 現在52歳の長谷部監督は、福岡を率いて4期目となる。初めて率いた2020年にJ1昇格を果たすと、昇格初年度にJ1で8位という好結果を残す。昨季は14位だったものの、今季はJ1で7位に。そして、先述したようにルヴァンカップを制してクラブに初タイトルをもたらした。

 決勝では国立競技場で浦和レッズと対戦。何度もタイトルを手にしてきたばかりか、今年5月にアジア王者に輝いたチームを相手に、完勝と言えるゲーム運びを見せた。

 その姿は他チームにも勇気やパワーを与えていると長谷部監督に話すと、指揮官は「まず私のようなね、下の下からはい上がってきたというか、いろんな指導者の方のアドバイスを受けてここまで来ることができたので、指導者の方たちにそういう勇気というか、1つの星になったかなと」と笑顔に。さらに、「アビスパに星が付けましたけど、私にも星が付いたかな」とも続けた。

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