現地時間11月9日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第4節が行われ、フライブルク(ドイツ)が5−0でバチュカ・トパラ(セルビア)に大勝した。その試合のトドメの一撃を沈めたのが、サッカー日本代表MF堂安律だった。
第3節までを終えて2勝1敗のフライブルクが、ホームに同1分け2敗のバチュカ・トパラを迎えた一戦。前半こそ1−0だったが、後半はゴールラッシュとなり、ベンチスターとなった堂安は3−0となった直後の後半26分から途中出場した。そして4−0となって迎えた後半アディショナルタイムだった。
最終ライン中央でボールを保持したDFキリアン・シルディリアが、ドリブルで中盤まで持ち運び、FWミハエル・グレゴリチュへ縦パスを入れると、ダイレクトで左サイドのFWチュクビケ・アダムへ。ここでアダムが体を張って上手くボールを収めると、右サイドから中央裏のスペースを狙って鋭く動き出していた堂安へスルーパスを送った。抜け出した堂安は、ワンタッチでボールをコントロールした後の2タッチ目で左足シュート。冷静に相手GKとの1対1を制し、ゴール左隅へ流し込んだ。
これが堂安にとっては、10月21日のリーグ・ボーフム戦以来、公式戦5試合ぶりの今季2ゴール目。EL舞台では自身初ゴールとなった。