■「本当に優勝したいと思っている」
また山根は「本当に優勝したいと思っている」と、ACLへの思いの強さを口にして、天皇杯決勝の日程を引き合いに出して、できるだけ早く突破を決めたいと思い戦いってきたと述べている。
「日程的なこともあるので。天皇杯の後にすぐ中2日で蔚山っていうのももちろん頭にあるので。できるだけ早く突破を決めるっていうのはずっと考えてやってます」
なお、GS第4節は同日開催のJDT対蔚山がJDTの勝利で終わったことで、川崎は次節の等々力でのJDT戦で引き分け以上の結果を残せば首位通過が決定する。そうなれば天皇杯決勝にすべての力を注ぐことができるようになる。まさに山根が目指していた展開にあと一歩にまで近づいた第4節となった。
(取材・文/江藤高志)