11月25日、J1リーグ第33節が行われ、サンフレッチェ広島はガンバ大阪を迎えて対戦した。この試合を前に披露された、広島サポーターのコレオが話題になっている。
広島というチームにとって、この試合は特別な一戦だった。今季のホーム最終戦であると同時に、エディオンスタジアム広島での最後の試合となったからだ。
クラブの歴史を見守ってきたこのスタジアムから、来季は広島市中心部に新設するエディオンピースウイング広島に本拠地を移すことが決まっている。そのため、この試合を前にさまざまな企画が発表されていた。
サポーターもそれに応えようと、コレオを実施した。その舞台はバックスタンドで、全体が紫に染まるその中心部に、クラブエンブレムを表した。地元の戦国大名・毛利家の故事である“3本の矢”に由来する細かなデザインを正確に再現。迫力あるビジュアルで、このスタジアムに別れと感謝を示した。