■チームの総合力
神戸は元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタや同FWビジャなど、世界でも名を知られる選手を獲得し、一時期は“バルセロナ化”を進めていた。しかし、今季は強度の高いサッカーをピッチ上で見せ、それと同時にイニエスタの退団も迎えたものの、勝点を確実に積み重ねてきた。
FW大迫勇也、FW武藤嘉紀、MF山口蛍、DF酒井高徳といった元日本代表選手を要所に配置するだけでなく、GK前川黛也が第2次森保ジャパンに選出されたほか、MF佐々木大樹ら若手も成長するなど、チームとしての総合力を見せていた。
来季はディフェンディングチャンピオンとして迎えるだけでなく、ACLにも再び挑むこととなる。どのような戦いを見せるのか、喜びを爆発させたあとのチームに注目が集まる。