11月5日、J2リーグ第41節ザスパクサツ群馬―ジェフユナイテッド千葉が行われた。アウェイの千葉はパブリックビューイングを開催し、地元から現地へ声援を送った。
J1昇格争いが熾烈を極めている。千葉は昇格プレーオフ圏内の5位につけているが6位、7位とは3ポイント差。勝つか負けるかで順位が変わり、J1が遠のいてしまう状況だった。
順位を死守するためにも、チームはサポート体制を強化。千葉市役所でパブリックビューイングを行い、ホームタウンからも応援を送ろうとした。するとイベントスペースは満席。市役所の外には3台のキッチンカーも出動し、列を作るなど大盛況だった。
迎えた試合、千葉は攻勢を強めたが相手のゴールを割れずスコアレスで折り返す。リードを奪いたかった後半、隙を突かれ群馬に先制を許してしまう。それでも後半32分にパスワークで相手の守備を翻弄し、田中和樹が押し込んで同点に追いつく。終盤の44分には獲得したPKを呉屋大翔が決めて逆転勝利。劇的な勝利でプレーオフ進出を決めた。