■「福岡には“おめでとう”と、素直に言いたい」

 試合後、表彰台で喜びを爆発させる勝者を見つめていた明本は「自分が浦和に来て2回決勝に出て2度勝っていますが、何としてもこのタイトルを獲りたかった。本当に悔しいのですがリスペクトしなければいけないし、福岡には“おめでとう”と、素直に言いたいと思います」

 泥臭いプレーを信条とする明本は悔しさを糧に来シーズンこそ、このタイトルを勝ち取ることを誓った。

(文・構成/石田達也)

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