J1アルビレックス新潟MF島田譲の地域貢献が注目を集めている。ふだんとは違う姿を目にしたファンからは、称賛の声が次々と上がっている。
島田は今季、新潟での4シーズン目を迎えている。昨季はリーグ戦33試合に出場して、クラブの6年ぶりのJ1復帰に貢献した。今季もチームのスタートダッシュに貢献していたが、9月下旬に負傷。多くの人が、元気に戻ってくる日を待っている。
今年に入ってJリーグ通算300試合出場を妻と娘から祝福された32歳は、さまざまなところで頼られる存在だ。昨年9月には、日本初の女子プロリーグであるWEリーグの理事に就任した。現役選手ながら大事な役職を任された事実が、島田という人間の大きさを物語る。
そのベテランMFが、今回はピッチ外で一肌脱いだ。ホームタウンである燕市の育児支援のポスターでモデル役を務め、施策のPRに協力したのだ。
今年6月に「燕市子育てサポーター」に就任以降、島田は自身のSNSで燕市の子育て支援の努力を伝えてきた。時には自身の娘が同市の公園で遊ぶ写真もアップして、実直に自身の役割を果たしてきた。
今回のモデル役も、その一環だった。燕市出身・在住でアルビレックスチアリーダーズで活躍する増田唯花さんと、夫婦役を熱演。出会いから結婚、妊娠・出産、子育て、教育と力を入れる燕市の姿勢を全力で伝えたのだ。