J1リーグ第31節、鹿島アントラーズー浦和レッズが10月28日に行われた。試合は両者譲らず0-0で引き分けたが、熱いサポーターたちが話題になっている。
6位の鹿島と3位の浦和。リーグ屈指のチームによる上位対決は注目を集めた。浦和にとっては逆転でのリーグ優勝の可能性があるだけに、是が非でも勝ちが欲しい試合。アウェイながら選手を後押ししようと、多くのファン・サポーターが駆け付けた。
キックオフ前、浦和の公式エックス(旧ツイッター)は、ウォーミングアップの映像を投稿した。まず映るのはGKの西川周作を先頭にGKチームだが、ピッチに足を踏み入れた際に真っ赤に染まる客席も映し出される。西川が真っすぐビジター席へ向かうと無数の旗が動き出し、サポーターの声援もさらに大きくなった。
また、試合を中継したダゾーンはアウェイのゴール裏に出現したビジュアルも映し出した。実況を務めた下田恒幸氏が「こんなこと言うと鹿島のファンの方に怒られちゃいますけど」と、断りを入れた上で「まるで埼スタみたいですね」と驚きを見せるほどの迫力だった。