10月24日、チャンピオンズリーグ(CL)グループDの第3節が行われた。レアル・ソシエダの久保建英は先発出場。MOMに輝く活躍を見せた。
昨季のリーグ戦を4位で終えたチームは現在、ヨーロッパの舞台でも戦っている。ソシエダが入るグループはインテル・ミラノやザルツブルクなど実力者が揃う。第3戦目はポルトガルの強豪、ベンフィカと対戦した。
試合は立ち上がりの11分、ベンフィカが右サイドのクロスから中で合わせてゴールネットを揺らす。しかしこれはオフサイドの判定。その後は両者の力が拮抗したままスコアは動かず、前半を終えた。
迎えた後半、ベンフィカは選手交代で流れを変えようとするが、先制したのはソシエダだった。相手ペナルティエリア内の左で選手が仕掛けると中へパス。中央にいたブライス・メンデスが押し込んだ。そのゴールから4分後、久保に見せ場がやってくる。
ペナルティエリア横の右サイドで張っていた久保に、味方がボールを預ける。チームメイトはエリア内へランニングして、日本人MFにスペースを提供した。久保はペナルティアーク目指して中へカットイン。角度を作るとドリブルをしながら左足を振り抜いた。シュートはゴールへ迫るが惜しくもクロスバーを直撃。ゴールにはならなかったが、好調ぶりを見せた。