10月21日、J1リーグのアルビレックス新潟はホームでサガン鳥栖と対戦。試合開始前に公開された動画が話題になっている。
豪雪地帯として知られる新潟県。アルビレックスはこの日の試合で、県内のスキーをPRするイベントを開催した。それは、小学生以下を対象に“スキーのリフト”を乗り降りできる体験会である。つまりスタジアムにリフトが登場したのだが、ケーブルを繋いだわけではない。
クラブがSNS上に公開した動画に映し出されるのは、鉄パイプを組み合わせて作られた囲い。その中に座席が吊るされているのだ。パイプの足元にはタイヤが接合されているため、体験者が席に着いたらスタッフがこれを前へ押してリフトの動きを再現している。
シンプルな設計ながら、実物に近いチェアリフトを体感できるこの装置に加え、体験者はスキー板やステッキも装備しており、“実戦”に近い形で行われた。
なお、鳥栖との試合は1-1でドロー。それでもチームのJ1残留が決定した。