10月30日、浦和レッズが公式エックス(旧ツイッター)を更新。そこに投稿した懐かしの2ショットが大きな反響を呼んでいる。
今週、J1リーグ戦は設定されておらず、J1チームで公式戦に挑むのは2チームだけ。つまり、ルヴァンカップの決勝に進んだ浦和レッズとアビスパ福岡だ。
タイトルに向けてさいたま市内の練習場でトレーニングに励むそんなチームに、“縁起のいい訪問者”が現れた。それは、李忠成だ。
現在、アルビレックス新潟シンガポールに所属している李は、今年9月に今季限りでの現役引退を公表していた。そんな人生の岐路に立つ李は、かつて、浦和に所属。2014年から18年まで赤いユニフォームに袖を通して戦っており、幾多のタイトル獲得に貢献していた。
中でもサポーターの印象に強く残っているのがルヴァンカップで、2016年10月15日に埼玉スタジアムで行われたガンバ大阪との決勝戦では、1点ビハインドの状況で途中出場。後半31分に値千金の同点ゴールを決めると、試合の決着はPK戦に。チームはこれを制してタイトルを獲得していた。
李はこの大会のMVPも受賞しており、ルヴァンカップに関してはとても縁起のいい選手。それだけに、浦和サポーターも「ルヴァンカップ初代MVPの男からパワーをもらえたのは大きい」「決勝直前にチュンくん来るのめちゃくちゃ縁起いい」といったコメントを寄せていた。