10月28日、J2リーグ第40節が行われた。すでに町田がJ1自動昇格を決めたため、残りの1枠を求めて巡る争いが激しくなる中で、直接対決が行われた。
残り1枠を巡る戦いの渦中にいるのは、試合開始時点で2位・清水エスパルス、3位・ジュビロ磐田、4位・東京ヴェルディの3チーム。しかもこの節では磐田が東京Vをホームに迎えての直接対決だった。
そんな3位・4位争いよりも先にキックオフしたのが清水と熊本の一戦で、なんと、清水が1-3と敗戦。磐田と東京Vの試合で勝ったチームは自動昇格となる2位となるチャンスが舞い込んできた。
それだけにより激しさを増すこの試合で、先にスコアを動かしたのは東京Vだった。ジュビロ磐田が得たコーナーキックでのチャンス。スコアレスだっただけに緊張感が走る中で、アウェイチームはボールをカットすると、カウンターを発動。一気に相手ゴールへと迫る。そして最後は林尚輝が押し込んで、大きな先制ゴールを決めたのだ。後半6分のことである。