■「点決めて謝ってるのは初めて見るわ」
しかしこのパスは短く、必死に戻ってきた相手DFにカットされてしまうが、そこに水沼、そしてロペスと相手選手も群がる形で混戦に。そのこぼれが宮市の足元に来ると、それを右足でシュート。両チームの選手がゴール前で入り乱れる中、冷静にゴールネットを揺らしたのだ。前節の北海道コンサドーレ札幌戦に続くリーグ2戦連続弾で、今季の得点数を「3」とした。
しかし、その直後に宮市が見せたのは喜びのポーズではなく、水沼への謝罪だった。笑顔ながらも、手を合わせて水沼の方へ走り寄った。どうやら、最初のパスを通すことができなかったことを謝ったようなのだ。
そんな律儀な姿に、SNS上でも以下のようなコメントがあった。
「「ごめぇ〜ん」が可愛いのと難しいほうを決めたので許す!」
「可愛い宮市」
「だぞーんさんもここを切り取ってくるのね」
「点決めて謝ってるのは初めて見るわ」
J1は残り3試合だが、先述したように首位・神戸との勝点差は2。逆転優勝も現実味を帯びる中、この雰囲気の良さはプラスとなりそうだ。