■途中出場の時点でイエローカードの“アクシデント”
そのジェジエウが途中出場する瞬間、ピッチに入る瞬間にイエローカードをもらう“アクシデント”があった。「拓磨がもうピッチの外に出ている状態だと思ってい」たことで、「一刻も早くピッチの中に入らなければいけない」とその瞬間を振り返るが、「レフェリーが確認しきれてなかった。あとは第4のレフェリーのところの責任もあるんじゃないかな」と話す。
早くピッチへ向かう姿は早くチームの力になりたいという想いがあればこそだが、その心をさらに強めたのが、パトゥム戦での選手入場時のサポーターの行動だ。なんと、異国でのアウェイ戦にも関わらず、サポーターはジェジエウの大きな横断幕をゴール裏に掲げて、復帰まで苦労を重ねた背番号4に愛のある行動見せた。
それを見たジェジエウは、「自分が復帰する上でサポーターの皆さんからそのような後押しをしていただけるということは、自分の中ですごく力が湧いてきた瞬間だった」と感謝の気持ちを示す。
次戦、柏レイソル戦はここまで最終ラインを支えてきた大南拓磨がの累積警告で欠場する。また、まだ腫れがあるという足首の負傷の影響で、離脱する可能性もある。ジェジエウがスタート時点から出られるかはまだ分からないものの、大きな戦力が戻ってきたことは間違いない。