10月24日、川崎フロンターレはACL第3戦としてパトゥム・ユナイテッドと対戦。今大会で好発進していたフロンターレは4-2で勝利し、敵地で連勝の数を「3」に伸ばした。
前半は苦しみながらも、終わってみれば4得点を決めてホームチームを粉砕した川崎だったが、相手チームに与えた衝撃は試合内容だけではなかった。遠く日本から駆け付けたサポーターも、同様に驚きの対象となった。
選手を乗せたバスがスタジアムに到着したのは現地時間の17時23分のこと。その際、バスの停車位置からスタジアム入り口まで多くのサポーターが沿道に陣取り、そして、身を乗り出すようにしながら大声援とチャントを送った。
その姿を見るべく、相手チームのサポーターも周囲を囲ったほどだ。試合中も、フロンターレサポーターの熱量は変わらない。ゴール裏を青黒く埋め尽くし、そして、タイの空にチャントを響かせた。その熱さに、多くの地元メディアがこぞって撮影。試合中にもかかわらず、ピッチそっちのけで観客席にレンズを向けたほどだった。その現地メディアからは、「いつもこうなの?」と筆者に驚きの質問までしてきた。