J1のヴィッセル神戸が、日本代表に選出されたGK前川黛也のプレー集を公開した。その成長ぶりに、偉大な父に続き親子二代での代表キャップ獲得への期待が高まっている。
日本代表は現在、13日に行われるカナダ戦と17日のチュニジア戦に向けて、トレーニングを続けている。南野拓実が久々に復帰し、奥抜侃志が初選出されるなど、選手同士でも競争しながらチーム力を高めていく。
フィールドプレーヤーのみならず、GK陣も興味深い。今回選出された3人は、いずれも代表キャップが2ケタに届いていないのだ。
中でも前川黛也は、まだ代表戦の出場がない。2021年に初選出されたが、その際は出場機会がめぐってこなかった。
その後、日本代表への招集はなかったが、2年半を経て復帰を果たした。現在J1リーグで首位に立つ神戸の守護神とあれば、当然と言えるかもしれない。
この機会に合わせて、神戸は前川のプレー集をユーチューブで公開した。今季の神戸の失点数はリーグ2位の少なさで、前川ひとりで守っているわけではないが、優秀なGKの存在は勝点獲得に直結する。
身長191cm、体重86kgという恵まれた体躯を活かして、ゴールの前に立ちはだかる。一方で至近距離からのシュートにも俊敏に反応し、総合的な能力の高さを示している。