【ロアッソ熊本vs柏レイソル 10月8日】
 J2で16位の熊本とJ1で16位の柏の天皇杯準決勝は興味深かった。
 柏の駅からスタジアムに向かうファンの列に赤いシャツが目立った。
「初めてのベスト4」
 連休ということもあって、熊本からはリュックを背負った旅行者が多くいた。
 彼らはトーナメント表ではホーム扱いなのに敵地で戦わなければならない理不尽も感じていたかもしれない。
 試合開始早々、熊本の大西遼太郎が頭部から流血して試合が止まった。
 9分、柏は戸嶋祥郎が先制。
 前半のロスタイムでは片山瑛一が2点目。
 54分には細谷真大が3点目。
 最後は高峰朋樹が弾丸シュートで4点目を加えた。