フランス1部リーグのASモナコに所属するサッカー日本代表FW南野拓実が、8月のリーグ月間最優秀選手賞(MVP)に選ばれ、その授賞式の動画が公開されて話題となっている。
南野は現在28歳。プレミアリーグのリヴァプールから昨年夏にモナコに完全移籍して今季が2年目となる。加入1年目は調子が上がらずにリーグ戦出場18試合で1得点(4あシスト)のみと期待を大きく裏切ったが、ザルツブルク時代の恩師であるアドルフ・ヒュッター監督が指揮することになった今季は、2シャドーの一角として開幕から躍動感あふれるプレーぶり。8月に行われた3試合で3得点2アシストの大活躍でチームの勝利に大きく貢献し、リーグ全体でのMVPにも選出された。
このリーグ・アンの月間MVPを日本人選手が受賞するのは、2005-06シーズンに当時ル・マンに所属していた松井大輔(現Y.S.C.C横浜)以来、2人目の快挙となる。南野は、前節マルセイユ戦の試合前にピッチ上で行われた授賞式に登場。黒のパンツに白のTシャツ姿というラフな服装でカメラの前に姿を現すと、プレゼンテンターの男性と握手を交わし、両目ウインクも披露して喜びの表情を見せた。