10月17日、サッカー日本代表はチュニジア代表と対戦する。この試合で左ウイングでの先発が濃厚となっているのが、旗手怜央だ。
この日の練習が始まる前に行われた会見で、森保一監督は2選手の先発を明言した。一人はGKの鈴木彩艶で、もう一人が旗手怜央だ。「招集させてもらった選手の中で、ウイングを本職としている選手が足りてないので、そこは今いる選手の中で、チームとして戦いの幅をさらに表現できるような起用をしたい」と説明したうえで、「明日の試合では旗手をスタートの位置で考えていきたい」と話した。
旗手怜央はウイングからSBまでをマルチにこなすポリバレントさが魅力の一つ。それだけに、現在、所属しているセルティックでのポジションであるインサイドハーフとは違った役割を求められる左ウイングでの起用は、その特徴を見せるいい機会となる。
旗手自身、「明日、もし仮にそこのポジションで出るのであれば、今までの選手と違ったようなプレーを出せればいい」と話し、そうすることで、「自分の価値っていうのはある」と話す。
だからこそ、「自分らしいプレーができればいいかなと思いますし、与えられたポジションでしっかり頑張っていきたい」と意気込んでみせた。