10月15日、サッカー日本代表は神戸市内で練習を行った。17日にノエビアスタジアム神戸で開催されるチュニジア戦に向けたもので、和気あいあいとした空気の中での時間となった。
そんな雰囲気を象徴する一コマがあった。それは2グループに分かれてのボール回しでのこと。それは軽いランニングの後に行われる、序盤での定番メニューだ。
その中で板倉滉はミスを連発。その回数がグループの中で話題となっていた。それにイタズラ心を働かせたのが、同じCBの冨安健洋だ。本誌カメラマンに向かって、手で「4」を表して「撮って、撮って」とアピール。その「4」はもちろん、ミスの回数だ。
板倉の後ろで満面の笑みで手を示した冨安だったが、その意図に気づいた板倉は、慌てて「撮らないで、撮らないで」と必至のアピールをしてみせたのだった。
もちろんその間の2人は笑顔だし、周囲も笑顔。カナダ戦で勝ったこともあるが、いい雰囲気の中でチームが時間を過ごしていることを表している瞬間だった。