9月29日、J1リーグ第29節が行われ、川崎フロンターレは等々力競技場にアルビレックス新潟を迎えて対戦した。この試合で、川崎サポーターのある行動に称賛が広がっている。
この試合で“復帰”をした人物がいた。それは、お笑いコンビ『ペナルティ』のワッキーだ。2020年6月に中咽頭がんと診断され休養することが発表され、その後、仕事を復帰したがセーブすることも明らかにされていた。
長らくサッカーの現場からは離れていたが、この日、ワッキーはDAZNが配信するサッカー番組『やべっちスタジアム』の企画で等々力競技場を訪問。これが久々の取材現場となった。この試合を前に、「【やベスタ新企画!予想するっち】中澤佑二とワッキーが川崎F×新潟をガチ予想!!」と題して、試合の行方を予想する映像が公開されており、試合現場を訪れることが分かっていた。
それに反応したのが川崎サポーターだった。試合前の時間、熱いサポーターが集まるGゾーンに横断幕を掲示したのだが、その内容が「おかえりワッキー!」というもの。通常、選手やチームに対して掲示される横断幕が、“サッカー仲間”であるワッキーにも向けられたのである。