「完全に遠藤保仁が乗り移ってる」G大阪・宇佐美貴史の「スンゴイFK」が「先代の7番を彷彿」させると話題に!「この助走でこのシュートスピード流石」と称賛の一振りの画像
ガンバ大阪の宇佐美貴史が名手を彷彿させるFKを決めた 撮影:中地拓也

 9月24日のJ1リーグ第28節で、ガンバ大阪浦和レッズをホームに迎えた。この試合で生まれた先制点が話題になっている。

 公式戦で5試合勝利がないG大阪にとって、この試合はルヴァン杯のリベンジを果たす試合でもあった。

 勝利を目指すチームは前半の15分、自陣から組み立てを行うが、相手の守備ブロックを前に出しどころを見つけられない。

 最終ラインと中盤でパスが行き来する中、前線のファンアラーノが裏に抜ける動きを見せる。すると左サイドにスペースが生まれた。ガンバの最終ラインはランニングしていた背番号47をおとりに使い、左に大きく展開する。そこでボールを受けた黒川圭介が前へドリブル開始。相手を1人振り切ってペナルティエリアを目指すが、その手前で倒されてしまう。

 ゴール前で得たFK、ボールの前に立ったのは宇佐美貴史だ。笛が鳴らされると、宇佐美はすぐに両手を上げ助走を開始。数歩進んだところで右足を振り抜いた。

 低い弾道のボールは、壁の横を通過してゴールへ向かう。相手GK西川周作も反応するが、手前でバウンドしたボールは勢いを増してゴールへ流れた。

 見事なFKで先制したチームだったが、その後に3点を返され逆転負けを喫している。

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