J2のFC町田ゼルビアが9月22日、クラブの新たなグッズ商品として通称『ロングスロータオル』の販売決定を発表し、早くも話題になっている。
通称『ロングスロータオル』は、選手たちが雨天時などの試合中、スローインを投げる前にボールを拭く際に使用しているバスタオルのこと。デザインは、町田のクラブカラーの「青」をベースに、クラブ名とマスコットのゼルビーがお風呂に入っている様子をプリント。大きさは縦60cm、横120cmで、1枚3980円(税込)。10月1日のいわき戦より販売される。
このタオルが使われた後に行う「ロングスロー」と言えば、今季から町田の指揮を執る黒田剛監督が、青森山田高校を率いていた頃に“十八番”としていた戦術だ。初のプロ、初のJリーグ舞台となる町田でも導入し、今季も実際の試合で効果的に活用。主にMF翁長聖がスロワーを担当している。
ただ、青森山田高校時代から「アンチフットボールだ」「時間稼ぎだ」との批判の声とともにも、「ロングスロー戦術」の是非が論争となっていることも確か。それでも町田は、クラブとして堂々と胸を張り、それまでの『ゼルビーバスタオル』を『ロングスロータオル』として販売決定。「ボール拭きだけでなく、様々な場面で大活躍すること間違いなし!」と力強くファンに呼びかけている。