今年の9月27日は特別な日となった。北海道コンサドーレ札幌に所属し、サッカー日本代表としても活躍した小野伸二が44歳の誕生日であるこの日に、現役引退を発表したのだ。
それは、インスタグラムでの発表だった。この日、これまで自身が所属したクラブのユニフォームを着用した写真を用いたデザインとともに、「サッカーと出会い39年間もの間、僕の相棒として戦ってくれた“足”がそろそろ休ませてくれと言うので、今シーズンを最後に、プロサッカー選手としての歩みを止めることを決めました。まだシーズン残り数試合ありますが、僕も試合に少しでも関われるように変わらず良い準備をしていきます。最後まで応援よろしくお願いします。」などと綴って、一区切りを付けることを発表したのである。
そしてその直前に、小野はインスタグラムに別の投稿をしていた。それは、自身の誕生日を祝ってもらった際の集合写真で、笑顔で写るチームメイトの中心で、小野がサムズアップするものなのだ。
この投稿には、「44歳になりました いつもと変わらない1日を迎えられて幸せいっぱいです これからも感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきます。」と綴られており、その後の引退を予想させぬ内容となっていた。この投稿には1万3千ものいいねがついている。