Ｊ１ヴィッセル神戸のＧＫ前川黛也が９月８日、２９歳の誕生日を迎えた。クラブは公式ツイッターで、この日のチーム練習に参加した前川が、恒例の“パイ投げ”で祝福されている様子を動画で公開し、反響を呼んでいる。
誕生日の選手に対しての練習終了後の“パイ投げ”は、クラブの恒例行事となっており、これまでもその様子を収めた動画が公開されてきた。だが、今回は少し毛色が違った。
撮影された動画は「ハッピバースデー」の合唱から始まり、前川が次々と顔面にパイを押し付けられる。その量の多さに「今までに一番多い数のパイだ！」とファンも反応する。そして自らも１つ、自分の顔にパイを押し付けて笑いを誘った前川は、「ありがとうございます」と頭を下げた後、かみながらも「怪我せず、目の前の１試合１試合を勝って、頑張っていきましょう」と挨拶している。
問題は、この後だ。こちらも恒例のチーム全員での集合写真の撮影に移ったが、この日はケーキを手にしゃがみ込んだ前川と後方の選手たちとの間に“妙な”距離感が……。すかさず「おい！」とツッコミを入れる前川。それでもカメラマンの「いいですか〜？」の呼びかけに素直に従った前川は、再び前方を向いて満面の笑みでピースサインを送った。
あとは「撮るだけ」だったが、ここで酒井高徳の合図とともに、選手たちが次々と振り返り、カメラではなく後ろを向き始める。ついには前川以外の全員が背中向きという集合写真が撮られることになったのだ。
