9月2日に行われたJ1リーグ第26節、北海道コンサドーレ札幌はホームにガンバ大阪を迎えた。4-0と快勝したこの試合で、2得点を記録したスパチョークの1点目が話題だ。
北の大地でタイ人MFが躍動している。"タイの至宝"とも言われるスパチョークが2試合連続で驚きのゴールを見せた。そのシーンは前半13分からの場面。
札幌は自陣左サイドからビルドアップを行う。中盤で相手に囲まれると、前線の裏のスペースへボールを送る。そこに小柏剛が追いつき、相手ペナルティエリアの左横でボールを持つ。小柏は自分で中へ仕掛けるが、ここは相手DFもタックルで中には入れさせない。それでもボールを失わない背番号19は、近くに来ていたスパチョークへ預ける。
ペナルティエリア手前でボールを持ったタイ人MFは、体をゴールに向けていた。すると、迷いなくシュートを選択。右足で振り抜いたボールは内側に回転がかかりながら、ゴールへ迫る。GKの手前でバウンドしたボールは次の瞬間、ゴールネットを揺らしていた。
先制点を決めたスパチョークは後半14分にもこぼれ球を押し込み2点目を決め、チームの勝利に貢献した。