J1のアルビレックス新潟は9月2日の第26節で、ホームに浦和レッズを迎える。その戦いに向けてクラブは赤色のビジュアルを公開した。
今年J1の舞台に戻って来た新潟は現在、15位に位置している。獲得した勝点は28で降格圏との差は11。今年は自動降格が1チームのため、残留には余裕がある。とはいえ、その争いに巻き込まれないためにも、勝点を落としたくないところだ。また、チームは現在リーグと天皇杯で2連敗中。悪い流れを止めるためにも、次のホーム戦はなんとしても勝利がほしい。そんな状況で迎えるのがリーグ4位の浦和レッズだ。
新潟は第5節にアウェイで浦和と対戦した際、先制するも2点を返されて逆転負け。リベンジを果たすためにも申し分ない相手だ。さらに、チームには浦和へ特別な気持ちを胸に挑む選手がいる。今夏にザスパクサツ群馬から加入した長倉幹樹だ。
埼玉県出身の長倉は浦和レッズのユース出身で、順天堂大学を卒業後は社会人クラブでプレー。その後、ユース時代の恩師である大槻毅監督が指揮している群馬へ移籍した。
そんな長倉と浦和の縁を活かしたビジュアルを、新潟が公開している。披露された一面真っ赤な画像には、白文字で「赤い壁を越えてゆけ。」と題されている。中央の長倉は正面を見据え、闘志が感じられる。赤い壁に例えられた浦和に、長倉が挑むようなデザインだ。