イングランドのバーミンガムは27日、SNSを更新した。元サッカーU-24日本代表MF三好康児のアシストが際立つ動画が公開され、評価を再び上げている。
三好は今夏、ベルギーのロイヤル・アントワープからバーミンガムへと移籍した。バーミンガムが戦っているのは実質2部にあたるチャンピオンシップだが、リーグのレベルは高い。その厳しい環境の中でも、三好は着実に結果を残している。
開幕戦ではベンチスタートだったが、早速イングランドデビューを果たす。第3節には、交代出場から初ゴールを記録した。
着実に出場時間を伸ばしていた三好は、ついに8月26日の第4節プリマス戦で先発出場を果たす。4-2-3-1のフォーメーションのトップ下で躍動した。
先発の期待に、すぐさま結果で応えた。開始8分、左サイドに流れた三好は、ボックス内に出されたボールに走り込み、1タッチでクロスを送る。芝の上を滑るボールは、身を投げ出すGKとDFの間を通過。滑り込んだスコット・ホーガンが押し込み、三好の先制アシストとなった。
27日にバーミンガムがSNSで公開した動画が、はっきりと三好の見事なクロスをとらえていた。ピッチレベルから撮影された動画は、パスに走り込む三好と、左足でノートラップで蹴られたボールがゴール前へと飛び込む様子をスローモーションで映し出す。三好へと駆け寄りハイタッチをかわして抱きしめるホーガンやチームメイトの様子まで、完璧な作品に仕上がっていた。