現地時間の9月24日、プレミアリーグ第6節が行われ、サッカー日本代表の三笘薫が所属するブライトンはアメリカンエクスプレス・コミュニティ・スタジアムにボーンマスを迎えて対戦。3-1で勝利した。この試合の逆転弾となった、三笘薫の後半開始直後のゴールが話題になっている。
この試合で、三笘はまさかのベンチスタート。不動の主軸と見られていた日本代表ドリブラーが、連戦ということもあってまさかの控えメンバーとなったが、チームが前半25分に先制点を許し、そのアディショナルタイムにオウンゴールで同点にすると、早くも出番がやってきた。
ハーフタイムに、デ・ゼルビ監督が三笘薫とアンス・ファティを投入。すると、その2人が開始16秒でゴールを奪って見せる。
相手ボールで始まった2ndハーフだったが、ブライトンの前プレスによって相手のパスは乱れ、三笘が相手陣内の左でボールを回収する。前進したうえで左の大外にいたファティに預けると、三笘はペナルティエリアの中に入る。バルセロナの元10番はその三笘に対してグラウンダーの横パスを届けると、ここから三笘が世界レベルの技術を見せる。
自身の左から来たボールを柔らかいタッチで自身の前にあるスペースへ置く。相手DFも素早く寄せる中、身構える相手GKと1対1に。しかし、次のタッチで三笘は相手GKの横をコロコロと転がすかのようなシュートでゴールネットを揺らしたのだ。相手GKも成す術がない圧倒的な技術で、あっというまに逆転ゴールを奪ったのである。