現地時間の8月25日、フランスリーグの第3節が行われ、ASモナコ所属のサッカー日本代表の南野拓実が2試合連続ゴールを決めて話題を集めている。
開幕2連勝スタートを切ったモナコ。アウェイでのナント戦に、南野は3−4−2−1の2シャドーの一角として3試合連続のスタメン出場を果たした。試合は開始直後からスコアが動き、ナントが前半5分にPK、同15分にCKから2点をリードする展開となった。
思わぬビハインドを負ったモナコだったが、ここで試合の流れを変えたのが“タキ”だった。前半27分、南野は中盤でボールに絡んだ後に前線へ駆け上がる。そして、アレクサンドル・ゴロビンのシュートの跳ね返りを拾ったカイオ・エンヒキが、左足でのキックフェイトから右足クロスをゴール前に送り込むと、南野が絶妙なポジショニングからジャンプして頭で合わせてゴールに叩き込んだ。
これで南野は2試合連続の今季3点目。反撃の狼煙を上げたモナコはその後、後半3分に再び2点差とされるも、後半13分、そして後半40分にゴールを奪って3−3の引き分け。南野は試合終了までピッチに立ち続けて、今季初のフル出場で勝点1獲得に貢献している。