J1鹿島アントラーズが、今年11月に開催するサッカー元日本代表の本山雅志氏の引退試合の名称を『モトフェス』に決定したことを発表。本山氏本人からの動画メッセージが反響を呼んでいる。
1979年6月20日生まれ、福岡県出身の本山氏は、東福岡高校から1998年に鹿島に入団すると、2015年までの鹿島ひと筋18年間に渡って活躍してJ1通算365試合に出場して38得点をマーク。背番号10を背負い。切れ味鋭いドリブルを武器に、クラブの黄金期の一員として数々のタイトル獲得に大きく貢献した。
鹿島を退団後、ギラヴァンツ北九州、マレーシアリーグでプレーした後、2022年シーズン限りで現役から退いた本山は、今年7月に鹿島のアカデミースカウト担当に就任すると同時に、11月19日に県立カシマサッカースタジアムで引退試合を開催することを発表した。そして今回、『モトフェス』の名称発表に合わせて、ファンに向けて動画メッセージを公開した。
その動画で本山氏は、ハツラツとした口調で「モトフェスやります!」と力強く拳を突き上げた後、「(中田)浩二くんだったり、ミツ(小笠原満男)だったり、ソガ(曽ケ端準)だったり、同期もたくさんのOBも来てくれるので、皆さん一緒に楽しみましょう」と続け、最後は笑顔を見せながら「よろしくお願いします!」と頭を下げている。