9月19日、川崎フロンターレはACLのグループステージ初戦として、JDT(マレーシア)と対戦する。その試合に向けて18日、鬼木達監督と橘田健人が前日会見に出席した。
チームはFC東京戦翌日に渡航。重要な初戦に向けて現地で調整を続けている。
JDTは、今年の国内リーグで21戦して20勝1分と無類の強さを誇っている。そんなチームに対して現地メディアからチームの印象を聞かれた指揮官は、「力のあるチームだということは間違いないです。特に個人個人の力が非常にありますので、警戒しなければならない」とコメント。さらに、9番と20番を警戒すべき選手として答えた。
そんなチームを相手に敵地に乗り込んでの初戦という難しいシチュエーションではあるが、鬼木監督を奮い立たせたものがある。それは、FC東京戦でサポーターから送られたエールだ。9月15日に等々力競技場で行われた多摩川クラシコに勝利すると、サポーターは鬼木監督のイラストを描いた大きな横断幕を掲げたほか、多くのサポーターが集まってスタジアムを去るバスを見送った。窓を開けてそれに応える選手の姿も見られ、一気にチームの雰囲気が盛り上がっていた。