Jリーグは8月24日、SNSを通してロサンゼルス・ギャラクシーDF吉田麻也の誕生日を祝福した。投稿されたJリーグ時代の写真に、さまざまな声が上がっている。
吉田は24日、35歳の誕生日を迎えた。今年はアメリカの地でバースデーを迎えることとなった。
今年になって初めて北米大陸に活躍の場を求めるまで、ヨーロッパで10年以上のキャリアを重ねてきた。オランダのフェンロ―を振り出しに、イングランドのサウサンプトン、イタリアのサンプドリア、ドイツのシャルケと、5大リーグの名門クラブのユニフォームに袖を通した。
だが、プロキャリアの原点は日本にある。出身地の長崎県を離れて名古屋グランパスの下部組織に入り、2007年にトップチームに昇格。ルーキーイヤーからリーグ戦19試合に出場した。
プロ3年目の2009年には、背番号をそれまでの「34」から「4」へと変更。チームは前年の3位から9位へと順位を落としたが、リーグ戦30試合に出場。翌年には満を持してヨーロッパへと羽ばたいた。
Jリーグは今回、吉田の誕生日を祝福するにあたり、2枚の写真を投稿。「34番」をつけた20歳前後の姿には、まだあどけなさも残るが、「4番」へと変わったJリーグラストイヤーの吉田には、どこかしら表情にも自信が感じられる。