画像・写真:細谷真大が見事な動き出しで先制点を奪取 PHOTOギャラリー【明治安田J1リーグ 第2節 柏レイソルvsFC東京 2023年2月26日 15:03キックオフ】 原壮史 J1 柏レイソル FC東京 Jリーグ 2023.02.27 前半は、「今日は、互角またはそれ以上の非常に良い入りができた。われわれが準備してきたものがしっかりとゲームの中に反映されていた」(ネルシーニョ監督)という柏が優位に試合を進めた。 柏レイソルvsFC東京(20230226)撮影/原壮史 「彼につけると1個展開が変わっていく。今のチームにとって凄く大きい」(古賀太陽)という高嶺朋樹が中盤でクオリティを発揮し、試合は柏のペースに。新戦力たちは「まだ適応のフェーズにいる」(ネルシーニョ監督)という段階だが、それでもチームの質を高めている。 柏レイソルvsFC東京(20230226)撮影/原壮史 前半、東京は向かい風でのプレーになり、攻守共にいつも通りにはいかず。それでも局面ごとの強度では負けなかった。 柏レイソルvsFC東京(20230226)撮影/原壮史 「今日狙っていたのは、中盤3人に誰かしらが入ってきて数的優位を作ることだったが、その部分は上手くいかなかった」というアルベル監督。攻撃では思うようにいかなかったが、守備では粘り強さと激しさを失うことなく高いレベルの試合が展開された。 柏レイソルvsFC東京(20230226)撮影/原壮史 苦しみながらも前半のうちにアダイウトンにゴールが生まれ1-1に。「前半の試合内容からすると同点で終えたことは妥当」(アルベル監督)という結果になった。 柏レイソルvsFC東京(20230226)撮影/原壮史 後半にサイドが入れ替わると、今度は柏が風によって難しい状態に。しかし前半の東京と同様、局面での強度と粘り強さ、集中力を維持し、ゴールを奪わせなかった。ネルシーニョ監督は「相手により押し込まれる、相手が前からどんどんプレッシングに出てくる、という状況の中、チームとしては前後半ともに非常に良い試合ができた」と手応えを語った。 柏レイソルvsFC東京(20230226)撮影/原壮史 風によって有利不利が変化しながらも、両者一歩も譲らず。 柏レイソルvsFC東京(20230226)撮影/原壮史 「後半は風があったり、なかなか芝が走らなかったりということで、あまりリスクを冒さないようにハッキリ長いボールを使おうとシフトチェンジした」と語った古賀。どちらのチームも、自分たち由来でも相手由来でもない強い要素に対し、その中でできることをし続けるという姿勢を見せたからこそ好ゲームが生まれた。 柏レイソルvsFC東京(20230226)撮影/原壮史 アルベル監督は「デビューするにはとても難し過ぎる試合展開だった」としつつも俵積田晃太をピッチに送り出した。「(離脱者の多さや多くの新戦力でメンバーが安定しない)今は総力戦。試されている。逆に考えればチャンス」(東慶悟)という状況で懸命なプレーを見せたが、その後東京に退場者が出て更に難しい展開に。それでも「プロで自分の力が通用するのか試せるのはすごく嬉しいし楽しい」と言ってみせた18歳は、再びチャンスを与えられるだろう。 柏レイソルvsFC東京(20230226)撮影/原壮史 関連記事 「ゴイゴイスーだと思ってた…」湘南FW町野修斗のゴールパフォーマンスを「一発ギャグ」との勘違い続出! 本人も「やめます。シンプルが1番」と断言した“初披露パフォ” 写真の記事へ戻る