画像・写真:新記録の「6万人超え」大観衆の下、PK戦にもつれ込む「一進一退」の攻防! 死闘を制したのは 【ルヴァンカップ プライムラウンド決勝 名古屋グランパスvsアルビレックス新潟】PHOTOギャラリー 原壮史 J1 名古屋グランパス アルビレックス新潟 永井謙佑 中山克広 小見洋太 Jリーグ ルヴァンカップ 2024.11.04 リーグカップ新記録となる6万2517人が駆けつけたスタジアムは、試合前から素晴らしい雰囲気。(20241102)撮影/原壮史(Sony α1使用) 序盤こそ名古屋の攻撃を受け続けた新潟だったが、10分頃から徐々に自分たちのスタイルを披露できるようなり、試合は一進一退の好勝負に。東洋大在籍中の稲村隼翔(写真奥)も自身の武器である縦へのボールを繰り出した。(20241102)撮影/原壮史(Sony α1使用) それでも、スコアを動かしたのは名古屋だった。31分、和泉竜司が鋭いプレスでGKのミスを誘うと、永井謙佑が先制点を奪う。42分には完璧な崩しから再び永井。前半のうちに2‐0となり、守護神ランゲラック(写真)も喜びを爆発させた。(20241102)撮影/原壮史(Sony α1使用) 後半は新潟が猛反撃を続けたものの、今季での退団を発表しているランゲラックのもと一丸となった名古屋がそれを防ぎ続ける。ランゲラック自身も好プレーを続け、タイトルに近づいていった。(20241102)撮影/原壮史(Sony α1使用) しかし、3万人を超えるオレンジ色のサポーターの前で新潟が意地を見せる。65分にダニーロ・ゴメスが投入されたのを合図に、攻撃のギアを最大まで上げたチームは、71分に1点を返すことに成功。その後も波状攻撃を続けた新潟は、試合終了直前に小見洋太(写真)がPKを獲得。自分で決めて2‐2とし、延長戦に突入した。(20241102)撮影/原壮史(Sony α1使用) 新潟の勢いがとうとう名古屋を飲み込んだかと思われたが、名古屋が延長戦の入り方で経験の差を見せつける。攻撃への積極さを打ち出すと、いきなり中山克広(写真右)にゴールが生まれ、3‐2に。(20241102)撮影/原壮史(Sony α1使用) またしても追いかける側になってしまった新潟だが、追い詰められてもチームとしてのプレースタイルを見失うことなくゴールを目指し続け、111分に小見(写真左)が再び同点ゴールを決めて3‐3に。試合は120分では決着がつかず、PK戦にもつれ込んだ。(20241102)撮影/原壮史(Sony α1使用) PK戦では守護神ランゲラックもキッカーを務めた名古屋が5人全員成功。新潟は1本が枠の外に外れ、ついに決着となった。(20241102)撮影/原壮史(Sony α1使用) 稲垣祥は試合後、「ミッチ(ミッチェル・ランゲラック)とのいろいろなストーリーを忘れることはずっとありません」と語った。ランゲラックの花道をチーム一丸で作り上げた名古屋が、サポーターとともに歓喜に酔いしれた。(20241102)撮影/原壮史(Sony α1使用) 関連記事 後藤健生の「蹴球放浪記」第237回「全社開催地の近江で新たな発見」の巻(1)地域CL出場権をかけたダジャレ全開「不思議な大会」で準々決勝キックオフ前に「日本一の湖」へ 写真の記事へ戻る